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ブラジル
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・様々な人種が暮らすため主食も様々、多くは米と豆が中心です。
・家庭でよく食べられる料理は「フェイジョン」という豆の煮込み料理です。
カリオカ豆と呼ばれるいんげん豆を塩・こしょう・香辛料で味付けし、トロトロになるまで
煮込み、炊いた白米にかけて食べられています。
・先住民の主食 マンジョッカ(キャッサバ芋)も全土で食べられています。
この粉から作られる「ファロッファ」は、フェイジョンやブラジル式バーベキュー(シュハ
スコ)などの料理に欠かせない付け合わせです。
・世界有数の牛肉大国で、食卓になくてはならない存在です。
・コーヒー豆の生産量 世界No.1、コーヒーは生活になくてはならない存在です。
・カカオ豆の生産量が中南米トップクラスです。ココアパウダーやチョコレートを使った菓子
が多数あり、よく食べられています。
・広い国土と温暖な気候で様々なフルーツが生産されています。そのためフルーツは日常的に
食べられ、フルーツジュースもよく飲まれています。
ベトナム
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・南北に長く、地方によって気候が大きく違うため、北部、中部、南部それぞれの食文化が
あります。北部は中国の影響を強く受け、中部は唐辛子などスパイスを使った辛い味付け、
南部はココナッツミルクを使った甘めの味が特徴です。
・1年に3回収穫ができる稲作の国です。そのため、主食は米と米で作る麺が主流です。日本
と同様に炊飯器で炊いて、肉や魚、野菜などのおかずを組み合わせて食べます。
・米をすりつぶして作る平麺の「フォー」や丸い細麺の「ブン」は、朝の通勤通学前に屋台
で食べる国民食となっています。
・小魚(イワシ)を塩漬けし発酵して作る魚醤「ヌックマム」は欠かせない調味料です。炒め物
や煮物、つけダレなど幅広く使われています。
・年間54.3億食(2019年)が消費される、世界第5位の即席めん大国です。
・フランスの植民地だったことからその影響を受け、食後にコーヒーを飲む文化が定着して
います。カフェ・フィンという道具を使い、コンデンスミルクを入れた器に直接ドリップ
して淹れるのがベトナム流です。
フィリピン
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・多民族国家のため、交易のあった中国、宗主国であったスペイン、戦時中に統治していた
アメリカの食文化の影響を受けています。
・主食は米が主流ですが、スペインの影響でパンもよく食べられています。麺類はパンシット
と総称され、軽食によく食べられます。
・豚肉、鶏肉が好まれ、炒め物や揚げ物など油を使う調理法が多いのが特徴です。
・味付けは「甘い」「酸っぱい」「しょっぱい」のが特徴です。唐辛子やコショウなどの香辛
料、たまねぎやトマトの香味野菜も多く使用されますが、他の東南アジア諸国と比べて辛い
ものは少なく、辛味よりも酸味が好まれます。
・「カラマンシー」という柑橘類が、料理の味付けやソース、ジュースにと様々な用途で使用
され、食卓に欠かせないものになっています。
・スペイン統治時代にメリエンダと言われる間食の文化が持ち込まれ、食事+間食(午前と午
後に1回づつ)が習慣化されています。